イタリア家庭料理の定番「(パプリカの)ペペロンチーノ」のレシピ

シェフのイタリア人旦那に初めて教わった料理「ペペロンチーノ」。これはパスタのことではなく、日本語でいうと「パプリカ炒め」のことです。イタリアのおかずの定番であり「簡単」「安い」「見栄えや食べ応えがあり」で主婦になった今、とても便利なレシピで助かっています。笑

日本でいう「ペペロンチーノ」は「ニンニクをオリーブオイルで炒めたソースのパスタ」のことですが、本場イタリアではその料理を「アーリオオーリオ」といいます。

ベルギーではパプリカが安く手に入りますし(3個セットで1ユーロちょっと)ベルギーにお住まいでなくても、ぜひ彩り良く、パプリカ3色セット(赤・黄・緑)を買ってトライしてみてください!

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材料(2人分)

  • パプリカ 2〜3個(わたしは3色・3個使います)
  • 赤タマネギ(輪切り1cm)かニンニク
  • オリーブオイル
  • コショウ

作りかた

  • パプリカを5mmくらいの細さに切ります。パプリカの内側の白い部分には甘みがないので、目立つようだったら取り除きましょう。

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  • 赤タマネギをみじん切りにします。ニンニクでも良いですが、赤タマネギのほうが炒めると甘みが出てくるのでおすすめです!
  • 熱したフライパンか鍋に80〜100mlくらいのオリーブオイルをひき、赤タマネギ(かニンニク)を炒めます。

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  • 赤タマネギが透き通ってきたら(ニンニクの香ばしい香りが出てきたら)パプリカを加え、まんべんなくオイルにからめてください。
  • 火加減を中火くらいにし、フタをしてよく火を通します。
  • 5分くらいたったら塩・コショウを加えパプリカをかき混ぜて、またフタをしておきます。

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  • 5〜10分フタをして放置・かき混ぜるを数回繰り返していくと、パプリカがだんだんくたっと柔らかくなっていきます。味見をして塩加減をほどよく整えましょう。
  • 人によりお好みの食感「シャッキっと」か「くたくたした」感じの好みが違うので、味見をしながらお好きな食感になったら火を止めてください。(ちなみにわたしはくたくた派です)
  • 盛り付けのときは、鍋に残っているオイルは捨てずにすべてお皿に足しましょう!パンやお米などの主食につけて食べると、とっても美味しいんですよ。

イタリアのマンマ流

イタリア人旦那の実家に約2ヶ月ほど滞在していたときに、彼のマンマはよくペペロンチーノを作ってくれましたが、トマトやオリーブの実を一緒に入れていることが多かったです。
他にはズッキーニなど、イタリア料理の定番野菜を一緒に入れてカサ増し・ボリューム感を出してもいいですね。

付け合わせ例

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(サーモン焼きとぺぺロンチーノ)

こんなかんじに、魚や肉の付け合わせにすると彩りが良いので、プレート1品だけでもボリューム感があります。イタリア人はペペロンチーノのオイルまで、パンにつけてきれいさっぱりと平らげます。
パンとも合うので、昼ごはんに「ペペロンチーノサンドイッチ」もいいですね!

わたしは応用編として、炊いたお米を混ぜて「ペペロンチーノリゾット」をよく作ります。以前の記事にも載せました。
注意書きとしては、イタリアではペペロンチーノとお米を混ぜたものを見たことがありません。これは、面倒くさがり屋なわたしが開発したものです。笑
www.beluginite.com
ただいくらなんでも、パスタとペペロンチーノを合わせたことは1度もありません。(考えたことはありますが)うちのイタリア人に「邪道!」「イタリア料理ナメんな」と言われそうで、食べてもらえないような気がするのです。
なので何にでも合いますが、パスタには混ぜないほうが気分的にも「イタリア流」の食事になるでしょう。

最後に少々くだらないことも書いてしまいましたが、ペペロンチーノ自体はとっても美味しいイタリアの国民料理です!ぜひ、おかずのレパートリーに加えて作ってみてくださいね〜!

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