街でパブ巡り
昨日、激務をしているイタリア人旦那がめずらしく午後に休みをもらったので「たまにはデートしよう」ということになり、シティ(街の中心部)で待ち合わせをしてパブ巡りをしました。
街の中心部を「シティ」と呼ぶのはオーストラリアに住んでいた影響で、ふたりの間で意味が通じるのでいいのですが、ベルギー人(英語が話せる人)に「シティ」と言っても通じなくて「セントラルシティ」でなんとか意味が通じたことがありました。
この前フランス語学校で習ったのですが、街の中心地は「セントラルヴィル」で通じるのでしょうかね。
まあそれはさておき、最初に行ったパブは「DELIRIUM(デリリウム)」
ピンクのゾウが目印の、グランプラスから近いパブです。このパブによく行きます。
ただ、2ヶ月くらい行かなかった間にフレンドリーな女性店員がいなくなり、ただの、ふつーのパブになっていました。残念。
わたしの数少ない顔見知りの店員さん、ベルギー人とフランス語を話すチャンスがひとつ失われた。「ça va?」やりたかったなあ。
とりあえず、いつものLAFFEを注文。
LAFFE 1グラス 4.5ユーロ。2杯いっぺんに頼むと 9ユーロで、1グラスのおまけ付き。合計3杯飲むのが定番になっております。あと、つまみのピーナッツはおかわり自由。
こういう、庶民的なパブが好きです。サービスがいいのでけっこう混んでいますよ。
久々に、出先で旦那と向かい合ってビールを飲んでいたら気づいたが、旦那くんの顔がとても疲れていて眠そうだった。
そうだよね、わたしが働いていないばかりに週6の10時間以上労働しているんだから。
文句言いながらも毎日毎日一生懸命働いてくれて、たった今、感謝の気持ちがどっと湧いてきました。毎日家でただ日々を過ごしていると、感謝の気持ちもマヒしてしまうのか。
わたし、今月中には働くと思うから、それまで頑張っておくれ、ダーリン。
ビールを飲み終えて、外をぷらぷら。ZARAで可愛いワンピースを発見、しかもたったの25ユーロ。「いいもの見つけた」と旦那に報告、「(自分のお金で)買ってくれば?」と言われるかと思ったら「お金あげるから買ってきなよ」と言われ、また少し感動してしまった。旦那の性格が「ここまで変わったか!」と思って。
しかし無職の身だし、ベルギーでワンピースは着なそうと思い、無駄になろうがならなかろうが、買うなら自分の給料で。と決めZARAを後にしました。
そして、ゴディバでチョコレートドリンク飲んで、
(ヘーゼルナッツ味?4ユーロ)
「違うパブに行こう」という旦那に連れて行ってくれたのが「DELIRIUM CAFE(デリリウム カフェ)」。
さっき行ったデリリウムの系列店で、さっきのお店の20mくらいの場所にあります。
カフェという店名のとおりに、さくらんぼビールを注文したらパフェのようなグラスで出てきました。
2杯で6ユーロ。旦那が20ユーロをレジのおばさんに渡したら、返ってきたのが13ユーロ。このおばさん、勝手に1ユーロのチップをくすねました。
チップ社会で育ったイタリア人旦那は、わたしが「チップ渡しすぎ!」と止めるくらいチップの気前がいいのですが、「1ユーロもチップで取りやがって」と少しブツブツ言っていました。
自分からチップを渡すなら構わないが、勝手に取られるのでは「お金を盗まれた」気分になり、いい気持ちしないですよね。
デリリウムカフェは、このおばさんのせい?か、閑散としています。1ユーロに泣くことになってますね。
さて、もう時間も時間で、美術館は閉館、買いたいものもないのでタプタプなお腹を抱えて帰宅しました。ほんとに飲みデート。
飲んでるだけでも楽しいんだけど、街中って飲むしかやることないよな〜。
↓この外観の「DELIRIUM」がサービスの良いほうです!
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